こんにちは、週5で焼肉でもいいくらい焼肉大好きなむぅたです。
焼肉ってほんといいですよね。
肉を焼けば人々は笑顔になり、争いは終わり、戦争は無くなり、世界に平和が訪れます。
そんな全人類の救世主、焼肉。
その焼肉を食べられる焼肉店はエデンの園と言っても過言ではありません。
実は金沢はそのエデンの園の数が日本一(人口10万人あたり)なんですよ。
人口が少ないだけなのでは?とかいう野暮なことは言わないでくださいね天罰が下りますよ。
焼肉フクちゃん
焼肉フクちゃんは金沢市東力の住宅街にひっそり店を構える、昔ながらの焼肉店です。
カウンターが6席ほど、あとは4人席の小上がり3つに6人座れる座敷席が2つと、決して大きなお店ではありません。
石川県金沢市東力3丁目1−2
電話
076-291-6710
定休日
火曜
営業時間
17時〜23時(店主が眠たくなったら早閉めあり)
ちなみに店主のおっちゃんはなんと天皇陛下と同じ85歳。
ですがいつ行ってもとっても元気にお酒を飲みながら下ネタをカマしてきます。生前退位する気配などまるでありません。
フクちゃんは平日であろうと予約をしないとまず入れないレベルの人気店なので、行く際は必ず予約をしていきましょうね。
そしてフクちゃんには無煙ロースターなんて洒落たものはありません。
ガスで熱される鉄板オンリーです。
なので煙がまあすごいです。換気扇はあるにはあるのですが、焼け石に水状態です。
そりゃあもう体が焼肉臭でコテコテにコーティングされるので、大事な服を着て食べに行くのはやめときましょうね。
必ず注文するべき、モモ
お肉…の前に焼肉と言ったらビール。
フクちゃんではガキンガキンに凍ったジョッキでビールが提供されます。
「ガキンガキンのジョッキでビールを提供する店にハズレはない」とはかの有名な酒飲みのむぅたの言葉です。
ちなみにこのビールの横にあるお茶は無料です。ガンガン飲みましょう。
では早速お肉のお話へ。
フクちゃんに行ったら、なにはともあれとにかくモモを注文しましょう。
最初の注文時に他の焼肉屋と同じく「とりあえずタンと〜」みたいなことを言うとすぐに一見さんだと見破られ、おばちゃんに「あんた初めてか?」と聞かれモモの焼き方の鬼指導が入ります。
それくらいフクちゃんではモモがスーパーマストメニューなんです。
フクちゃんのモモは生ユッケに使われるレベルの超新鮮なお肉。
片面5秒づつ焼く、というより焼き色をつけて温めるくらいの気持ちでいいのです。
最初は「いやほぼ生じゃん…大丈夫かよ…」と少々懐疑的になってしまうかもしれません。
が、それがメチャクチャ美味いんですよ。
というか、その状態じゃないと食べさせてくれないんですよね。
最初にモモを注文しないと一見さんだと見破られて鬼指導が入る、と上でもお伝えしましたが。
フクちゃんではモモをとにかく一番良い状態で食べてほしいという思いから少々、というよりかなりキツめの指導が入るんです。
一見さんはまずおばちゃん監視のもとモモを焼かされます。
そして5秒経つと「はいひっくり返して!!!」と檄が飛びます。素直にひっくり返しましょう。
そしてその5秒後には「もうええよ!!!」のGOサイン。
人によっては(うるせえな…こっちのペースで食わせろよ…)と思っちゃうかもしれませんが。
おばちゃんの言う通りに焼くとほんっとうに美味しいので以降もその焼き方で食べるようになってしまいます。どんな強面の兄ちゃんも、ピチピチのギャルも、みんなそうやって食べてます。
そしてそして、なによりひっくり返るのがそのお値段。
なんとこのモモ、一人前500円なんです。(上記の写真は一皿2人前です)
で、このモモ500円がフクちゃんのメニューの中で一番高額です。
わけわかんないでしょ?正直通い慣れた今でもわけがわかってないです。
焼肉ボランティアかよ。
こちらもこだわりの焼き方、タン
この玉ねぎにまみれたタン。こちらも500円です。(写真は2人前)
焼肉屋のタンといえば最近ではもっぱらペラッペラに切られたタンが主流ですが。
フクちゃんのタンはバチバチに油の乗ったタンもとの部分。
他の焼肉屋なら1000円は軽く越しますよ。マジで。
そしてこのタンもおばちゃんの目が光ります。
こんな感じでタンをおしくらまんじゅう状態で敷き詰め、上に玉ねぎを乗せるのが正しい焼き方です。
こうすることによってタン同士が蒸し焼きのようになり、なおかつその上に乗っている玉ねぎも蒸気でいい感じに熱が通ってそれはもう最高の状態に焼きあがるんですよ。
そしてこのタンのもう一つの特徴は片面しか焼かないこと。
おしくらまんじゅう状態のタンたちの淵がだんだん茶色くなってきたらもう食べごろです。
タンにはあらかじめサッと塩胡椒が振ってあるので、あとはレモンを絞って食べるだけです。
そんなん美味いに決まってますよね。
レバーの概念が変わるレバー
この角ピン立ちの新鮮レバー、300円です。
正直僕はフクちゃんでレバー食べるまではレバー嫌いだったんですよ。
だって普通の焼きレバーって食べてたら口の中で粘土になるじゃないですか。臭みもすごいし。
そんでフクちゃんに来てレバー食べてひっくり返りましたね。
俺が今まで食べてたものはマジで粘土だったんだ?!って。
察しのいいお兄さん方は「なるほどね」と思ったかと思います。
フクちゃんのレバーは、サッと焼いてごま油に塩を振ったタレで頂きます。
炙りレバーって感じですね。
ただ美味い。
新鮮なのでレバー特有の臭みもないし、炙る程度なのでトロッとした濃厚な旨味が味わえます。
もうね、本当に美味いんですよ。
レバ刺しは北陸のあの会社がやらかして以来規制されちゃってますけど、それに限りなく近い味が体験できます。今時貴重ですよ。
※レバーは必ず加熱してから食べてください。
激安シロ
フクちゃんといえばモモとシロ、と言われるくらいの看板メニューです。
このシロがまた美味いんですよ。
クニクニしたシロ特有の食感は言わずもがな、味付けも絶妙でビールと一緒に食べるとそりゃあもう!最高以外のなにがありますかって味です!
まあ正直フクちゃんは何頼んでも美味しいので、美味しいのは当たり前なんですよ。
特筆するべきはその値段。
なんと驚きの180円です。
いや、なんですか180円って。
ファミチキと大体同じ値段ですよ。
ファミチキと同じ値段で激ウマシロが食べられちゃうんですよ。
焼肉ボランティアかよ(二回目)
だってシロと生ビールで680円ですからね。
せんべろどころかろくはちべろです。破格すぎ。
まとめ
正直、フクちゃんの魅力はまだまだあります。
美味しいメニューだってまだまだありますし、店員さんの人柄なんかも愛すべき魅力です。
でもあんまり長く書きすぎるとみなさんが新たな発見をする楽しみが無くなっちゃうと思ったんで、ここまでにしておきます。
フクちゃんみたいな昔ながらの小さな焼肉屋って、自分で色々な発見をしていくのが楽しみのひとつだったりしますからね。
みなさんも是非、フクちゃんに行って「まずモモ人数分!」と常連ぶってみてくださいね。
それでは!
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