【らーめん虎千代】ラーメンで〆に来たはずなのに〆られない不思議なお店

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富山
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こんにちは、好きなラーメンは家系ラーメンのむぅたです。

今回は前回記事にしたやなぎ屋のあとに二次会として訪れた「らーめん虎千代」を紹介します。
こちらの虎千代、僕が富山で学生していた時期にめちゃくちゃお世話になりました。
一時期通いすぎて顔を覚えられてしまい、新メニューの試食の依頼されてましたからね。

タイトルにある「〆にきたはずなのに〆られない」というなぞなぞみたいな文言は一体どういうことなのか。
その真相をこの記事で答え合わせしてください。ヒントはこの記事のカテゴリですかね。

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らーめん虎千代

食べログより

虎千代は富山駅前の21ビルが建っているあの辺りを抜け、まるたかやの脇の道を入って少し行ったところにあります。

健全な男子諸君にはアカプルコの近くだと言った方が伝わりやすいでしょうか。
わからないピュアなあなたはネオンの光るお店の前に黒いジャンパーを着たおじさんが立っている通りを探して見てください。

住所 富山市桜町2-3-33

電話 076-442-0311
営業時間 18時〜4時
定休日 なし

虎千代は道に出ている小さな看板のほか、上記の画像のように入り口の上にどデカイ看板がかかっていて燦々とライトアップされているので、近くまで来て見逃すということはまずないと思いますよ。

店内は二階建てになっていて、一階はオープンキッチン、その前にカウンターが12席ほどあります。
二階はかなり広々していて、見た感じ20人以上は余裕で入れそうな感じでした。

朝4時まで営業しているので、10人規模の3次会とかでも全然受け入れてくれると思いますよ。(心配であれば行く前に電話で確認することをオススメします)

メニュー

メニューは割とシンプルな構成でラーメン、おつまみメニュー、ドリンクメニューと揃っています。
が、虎千代で注目すべきなのはスタンダードのメニューではなく、カウンターの奥にかかっているホワイトボードメニューなんですよ。

毎日営業なのでもうだいぶ黒ずんでますが、虎千代に行った際は正直ここしか見なくてもいいんじゃないでしょうかってレベルですね。

居酒屋メニューだけならず、期間限定のラーメンまでもがこのホワイトボードに書かれてます。
虎千代はレギュラーラーメンはもちろんのこと、期間限定のラーメンもめちゃくちゃ美味いので必ずチェックしてみてくださいね。
僕が行ったときの期間限定ラーメンは汁なし担々麺台湾ラーメンでした。

ちなみに虎千代で食べたラーメンの中で一番美味しかったのは冬季限定の味噌ラーメンなのでまた来年の冬にでも行って見てください!

ドリンク

二次会という体でやって来ているので、はじめのビールは欠かせませんね。

僕は何軒目だろうがその店最初の一杯目はビールを頼む派です。
だって次のお店まで歩くのに体力を消耗しちゃってますからね。
エナジードリンクみたいなもんですね。色もリアルゴールドみたいだいし。(?)

虎千代のビールはみんな大好きなガッキンガキンに凍ったジョッキで提供されるタイプです。
凍ったジョッキでビールを提供してくれるお店お通しが美味しいお店に悪いお店はありませんからね。マジで。

ちなみに虎千代にお通しはありません。あくまでラーメン屋という体ですからね。

ラーメン

この日僕が注文したラーメンはスタンダードな醤油ラーメン。友人は汁なし担々麺でした。

醤油ラーメンの麺は加水率高めのプリプリ中太縮れ麺
スープは貝出汁がよく効いた深みのあるさっぱりスープです。
さっぱりとは言え味はしっかり濃いめで、飲んだ後のラーメンとしてはこれ以上ないだろってくらいの完成度のラーメンです。毎日食べたい。

友人が食べていた汁なし担々麺はこの日初めて見たメニューでした。
レギュラーの麵メンツでも客は大満足しているのに、新メニューの開発を怠らないその姿勢。そこにシビれるアコがれる。

汁なし担々麺の横にある液体はつけ汁ではなく麵のほぐし水
「麵が混ぜにくかった場合にお使いください」とのことでした。
汁なし麵専門店でもなかなか見たことのないサービスですよね。

この汁なし担々麺、メニューに「辛口です」と書いてあったのである程度の辛さは想定していたのですが、本当に辛かったです。
レギュラーの担々麺が程よい辛さなので辛さといってもその程度だろうとタカをくくっていたのですが、見事に裏切られました。

ただ辛いだけでなく、もちろん味も猛烈に美味しいです。
器の底にあるタレは濃厚な胡麻の風味鮮烈な花椒の痺れが絶妙に掛け合わせれており、それをプリプリの太麺に絡ませてすすってしまったが最後。
人は辛いのにすするのを止められなくなる麵すすりマシーンと化してしまいます。

この日食べたラーメンは以上の二品なのですが、虎千代を語る上で欠かせないのが担々麺です。

食べログより

上記の汁なし担々麺と違い、見たままスタンダードな担々麺なのですが、その味は確実にあなたのこれまでの担々麺の歴史を塗り替えることでしょう。

ドロリとした濃厚なスープは甘さを感じるほどの胡麻感。しかしその中にも確かにピリリと感じる辛さもあります。
そのスープをうまいこと絡めて口まで運んでくれる麵とのコラボレーションは、食べてるだけで笑顔になってしまいます。

なぜこんなに担々麺が美味いのか?!
実は虎千代の料理長は昔フレンチ料理のシェフだったという経歴の持ち主なのです。
そんな料理長が「フレンチのシェフが本気で担々麺作ってみた!」というYouTuberみたいな発想で作り上げたのがこの担々麺というわけなんです。

虎千代に行くよ!って人は醤油ラーメンもいいですが、是非是非担々麺も食べて見てくださいね。

居酒屋メニュー

ここまでラーメンの話ばかりしてましたが、それもここで終わりです。
虎千代の真髄は居酒屋メニューにあるのです。

〆にきたはずなのに〆られない」という今回のタイトルは
〆に来たのに居酒屋メニューが美味すぎて普通の二次会になっちゃうから締まらない」という意味なのでした。

生ハムのユッケ

僕が虎千代に来たら毎回頼むのがこの牛生ハムのユッケです。

みなさんご存知の通り、北陸のあの会社がやらかして以来ユッケレバ刺しはお店で提供することが禁じられてしまいました。
が、レバ刺しは完全に禁止されてしまったものの、ユッケは国が認可したお店であれば提供してもいいことになっています。

とはいえ認可されたお店で提供されているユッケはまあまあ値が張ってしまいます。1000円越えが当たり前になってますね。
ユッケは食べたいけどそれだけの金出すならもっと別のもの食べたいし〜なんて思っている人にぴったりなのがこの牛生ハムのユッケなんです。

使用されているのはあくまでも生ハム。でも見た目は限りなくユッケに近いですよね。
正直、僕は普通のユッケよりもこの牛生ハムのユッケの方が好きかもしれません。

普通のユッケはタレと卵黄のみで味を付けているのに対し、こちらは生ハムなのでそもそも味がついているんですよね。
さらに上からユッケのタレと卵黄をかけることで、口の中が旨味のバトルロワイヤル状態と化します。

そりゃもうビールもグイグイ進むぞってもんですが、驚くべきはその値段。
まあまあのボリュームがあってこれで680円なんですよね。
今時ユッケが680円で食べられるなんてまずないですからね。絶対に頼むべきメニューです。

氷見牛おろしポン酢

食べログより

 

酒飲みの方ならきっとみんな大好き「おろしポン酢」。
それを氷見牛にかけちゃうってんだからそんなもん美味いに決まってますやん。

氷見牛は氷見の寒ブリと並ぶ氷見の特産品。
氷見牛というブランドは平成7年ごろに発足し、その質の高さから県内外で高く評価されています。
氷見牛の質がどれくらい高いかといいますと、氷見牛全体で上位等級(A4ランク以上)が占める割合がなんと8割5分越えなんです。
15%を引いてしまうヒキ弱さんでもない限り、氷見牛をオーダーするとほぼA4ランク以上に当たるというわけなんですね。
…そう考えると、そんな上質な氷見牛におろしポン酢なんてかけちゃっていいんでしょうか…。

いいんです!!!一見やっちゃダメそうな組み合わせこそ美味いっていうのはお酒のツマミの定番なんです!!!いぶりがっこクリームチーズとかね。

この氷見牛おろしポン酢、入ってるお肉のメインはスジ肉なんですが、それでも肉肉しい部分がたくさんあって満足度がすごいんです。
脂もぷりぷりに乗っていて口に入れるととろけてトロッとなるレベルなんですが、おろしポン酢がその脂のしつこさをサッパリさせてくれます。

つまみに最適すぎるので、これまたビールが秒速で消えちゃいますよ。

まとめ

「らーめん虎千代」を紹介しました。
ほんとに大好きなお店なので、ついつい長文になってしまいました。

タイトルにもある通り、〆ようと思ってもなかなか〆られないお店なので
んならそろそろラーメンでも食って帰っけ
なんて軽い気持ちで入店すると痛い目を見ます。翌朝とかに。

あとずっと二次会以降の利用前提で話を進めて来ましたが、正直一次会にも全然使えると思うんですよ。
飲み放題とかはありませんが、ドリンクも全体的にお安いですし、から揚げや餃子などガッツリメニューも揃ってますからね。

近くには居酒屋利用としても優秀な富山県民が大好きなまるたかやもあるので、ラーメン居酒屋はしごってのも面白いかもしれませんね。
一晩で2キロくらい太りそうですけど。

それでは!

 

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むぅた
むぅた
北陸のたのしい!を北陸内外のみんなに知ってもらうため日々いろいろなネタを探しては記事を書いている雑記ブロガーです。アニメ、漫画、ゲーム、映画など一通りのサブカルが大好きでアニソンDJもちょくちょくやってます。

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